現代美術館 オススメ ランキング ベスト 30【世界編】

サイト運営者が訪問した現代美術館の個人的なランキングです。有名な美術館から、あまり知られていない美術館まであるかもしれません。ランキングの基準には「インパクト」が含まれます。サイトのテーマである「リセットするための非日常空間」を求めている方は、記事に目を通していただき「行ってみたくなった」と感じたら、是非、足を運んでいただきたい。

本ページは「ランキング【世界編】」です。「ランキング【日本編】」は Top Pageより入って下さい。尚、日本の現代美術館も「ランキング【世界編】」に含まれています。

ランキング:1位~30位

#1 : 地中美術館 (Naoshima Island, Japan) 
瀬戸内海に浮かぶ芸術の島。建物に足を踏み入れ、目の前に現れる非現実空間に陶酔する。
(Feb 10 2019)(Mar 27 2022 updated)

#2 : チナティー・ファンデーション (Marfa, Texas, USA) 
アメリカ、テキサス州マーファ。アートの町の象徴となる美術館で、広大なスペースに並んだインスタレーションを巡り、体感したことがない美術館の姿に圧倒される。(Oct 21 2023)

#3 : ハンブルガー・バーンホフ美術館 (Berlin, Germany) 
ドイツ、ベルリン旧駅舎の特殊な構造に驚愕。そして、日本が生んだコンセプチュアルアートの先駆者の作品だけが展示された秀逸の空間に酔いしれる。
(Feb 10 2019)(Apr 13 2024 updated)

#4 : ルイジアナ近代美術館(Humlebaek, Denmark)
デンマーク、コペンハーゲン郊外。長閑な住宅街にある一般家屋にしか見えない建物に入り、館内を徘徊。ラディカルな作品群に驚いていると、「世界一美しい美術館」の海の景色が眼前に現れる。(Jun 16 2024)

#5: イビサ現代美術館 (Ibiza, Spain) 
スペイン、イビサ島。「クラブ天国」の地にある現代美術館。美的センスに溢れ、個人邸宅に足を踏み入れたのではないかと錯覚する。
(Feb 10 2019)(Mar 20 2020 updated)

#6 : プンタ・デラ・ドガーナ (Venice, Italy) 
イタリア、ベニス。かつて税関として使われていた建物を、安藤忠雄が現代風に改築。煉瓦の壁とコンテンポラリー作品の調和に感嘆する。
(Feb 10 2019)(Mar 29 2020 updated)

#7 : ベネッセハウス (Naoshima Island, Japan) 
瀬戸内海に浮かぶ芸術の島。美術館の併設ホテルで非現実感を満喫し、ナイトミュージアムを楽しむ。
(Feb 10 2019)(Apr 29 2022 updated)

#8: 江之浦測候所 (Odawara, Japan) 
小田原郊外、おそらく美術館だが美術館には見えない敷地で、新しい形の現代芸術を体感する。
(Feb 10 2019)(Apr 12 2020 updated)

#9 : フォートワース現代美術館 (Fortworth, Texas, USA) 
アメリカ、テキサス州フォートワース。安藤忠雄の真骨頂、コンクリート剥き出しの建造物と、作品レベルの高さに​感心する。
(Jul 26 2020)

#10 : ミロ美術館 (Barcelona, Spain) 
スペイン、バルセロナ。観光客で溢れるこの街には珍しく比較的人が少ない場所で、ミロの作品だけが展示された贅沢な空間に身を置く。
(Feb 10 2019)(Apr 18 2020 updated)

#11 : コロンバ美術館 (Koln, Germany)
ドイツ、ケルン。白い天井、白い壁、白い床で統一された空間で、古美術品と現代絵画の絶妙なバランスの展示に感嘆する。
(Feb 10 2019) (Mar 31 2024 updated)

#12 : ベラルド現代美術館 (Lisbon, Portugal)
ポルトガル、リスボン。欧州西の果て、現代美術の教科書的な美術館に出会えたことに驚く。
(Feb 10 2019)(May 1 2020 updated)

#13 : アロス・オーフス美術館 (Aarhus, Denmark)
デンマーク、首都のコペンハーゲンから電車で3時間。地方都市とは思えない規模の現代美術館に感嘆し、インスタレーションの恒久展示エリアで動けなくなる
(Apr 6 2024)

#14 : カナダ国立美術館 (Ottawa, Canada) 
カナダ東部、オタワ。厳冬の地で、モダンかつ巨大な美術館で、美術館における空間の重要性を認識する。
(Feb 10 2019)(May 2 2020 updated)

#15 : サフナサフニド フォーク & アウトサイダー美術館 
(Akureyri, Iceland) 

アイスランド北部、アクエイリ。辺境の地で、個人経営による美術館のお手本のような場所が存在することに驚愕する。(Feb 10 2019)(May 3 2020 updated)

#16 : リッスン・ギャラリー (London, UK)
イギリス、ロンドン。ギャラリーというより小さな美術館とも言える場所で、先進的な作品のエネルギーを感じる。
(Feb 10 2019)(May 4 2020 updated)

#17 : ゲッフェン・コンテンポラリー (Los Angeles, CA, USA) 
アメリカ、ロサンゼルス。カリフォルニアの空気の中で、現代芸術の楽しさ、難解さ、面白さに触れる。
(Feb 10 2019)(May 5 2020 updated)

#18 : グッゲンハイム・ビルバオ美術館 (Bilbao, Spain) ​​
スペイン、バスク地方、ビルバオ。美術館が町興しに貢献できることを証明した場所。建物の異質性に触れ、館内の非日常空間を体感する。
(Feb 23 2020)

#19 : ダリ劇場美術館 (Figueres, Spain) 
スペイン、バルセロナ郊外、フィゲレス。非現実空間を表現するダリの作品とダリの育った場所の相関を探る。
(Feb 10 2019)(May 10 2020 updated)

#20 : デ・ヤング美術館 (San Francisco, CA, USA) 
アメリカ、サンフランシスコ。街自体が美術館のような場所で、ヒッピー文化を育んだ背景を感じる。
(Feb 10 2019)(May 16 2020 updated)

#21 : メキシコ近代美術館 (Mexico City, Mexico) 
メキシコシティー。ミュージアム都市で、色鮮やかな作品に囲まれ、メキシコ芸術の底力を感じる。
(Jul 24 2021)

#22 : ストックホルム近代美術館 (Stockholm, Sweden)
スウェーデン、ストックホルム。北欧のデザイン王国で、思いがけない作品を見付け驚愕する。
(Feb 10 2019)(Sep 1 2024 updated)

#23: ニテロイ現代美術館 (Niteroi, Brazil) 
ブラジル、ニテロイ。UFOマニアが設計したのではないかと思わせる特殊建築物を目にし、思わず驚きの声が出てしまう。
(Jan 31 2021)

#24 : ニューヨーク近代美術館 (New York City, USA) 
アメリカ、ニューヨークシティー。世界最高峰の近代美術館で、初めて、熱量を発する作品に出会う。
(Feb 10 2019)(Jun 6 2020 updated)

#25 : ロサンゼルスカウンティー美術館 (Los Angeles, USA) 
アメリカ、ロサンゼルス。西海岸最大の美術館で多彩な作品に出会う。
(Feb 10 2019)(June 13 2020 updated)​

#26 : 東京国立近代美術館 (Tokyo, Japan) 
東京。ゆったりした静かな空間で、日本の近代・現代美術に触れる。
(Feb 10 2019)(Jun 20 2020 updated)

#27 : ラテンアメリカ芸術美術館 (Buenos Aires, Argentina) 
アルゼンチン、ブエノスアイレス。欧州のパリと呼ばれる美しい街で、南米のベスト美術館を探し当て、ラテンアメリカ芸術のエネルギーを感じる。
(Sep 26 2021)

#28 : ニース近代・現代美術館 (Nice, France)
フランス、ニース​。ニースの海の色と、インターナショナル・クライン・ブルーを重ね合わせる。
(Feb 10 2019)

#29 : 中村キースへリング美術館 (Yamanashi, Japan) 
山梨、キースヘリング専門美術館。ストリートアート先駆者の作品を見ながら、80年代を感じる。
(Feb 10 2019)(Aug 23 2020)

#30 : ブラントン美術館 (Austin, Texas, USA) 
アメリカ、テキサス州オースティン。充実した中南米の作品を鑑賞後、テキサスの人々のフレンドリーさに触れる光景に出会う。
(Apr 25 2021)

次点 (ランキング外だが、訪れて欲しい場所)

バンコク現代美術館 (Bangkok, Thailand) 
タイ、バンコク郊外。モダン建築の中に展示される仏教をベースにした作品の数々に興味を覚える。
(Nov 23 2019)

テルアビブ美術館 (Tel Aviv, Israel) 
イスラエル、テルアビブ。迷路のような建物の中を彷徨い、自分がどこにいるのか分からなくなり、この状況をイスラエルが抱える複雑な歴史と重ね合わせる。(Sep 27 2020)

十和田市現代美術館(Towada, Aomori, Japan)
青森県、十和田市。ステレオタイプの美術館建築の概念を覆す館内を巡り、コンテンポラリーアートの楽しさに触れる。
(Mar 5 2023)

テート・モダン (London, UK)
ロンドン、世界三大近代・現代美術館の一つ。広大なスペース、膨大な作品数、多彩な作品群を巡り、イギリス人の収集癖について考える。
(Apr 3 2023)

ダラス美術館 (Dallas, TX, USA)
テキサス州ダラス、博物館的要素を持つ総合美術館。入口でスタッフに声を掛けられ、展示室ではスタッフと視線が合い挨拶を返される場面に遭遇し、この場所の人々のフレンドリーさに触れる。(Jun 11 2023)

青森県立美術館 (Aomori, Japan)
青森県、青森市郊外。白で統一された空間に足を踏み入れ地下に降りると、広大なスペースにシャガールが現れ、充実感に包まれる。
(Jun 17 2023)

アーティゾン美術館 (Tokyo, Japan)
東京の中心地。近代的なビルに入り、豊富な抽象画コレクションを目にし、海外の美術館にいるのではないかと錯覚する。
(Aug 26 2023)

アンダーソン現代美術館 (Roswell, New Mexico, USA)
アメリカ、ニューメキシコ州、ロズウェル。ギャラリー風の美術館に入り、作品で埋め尽くされた空間に圧倒される。
(Sep 9 2023)

DIC 川村記念美術館 (Chiba, Japan)
緑に囲まれた美術館。マーク・ロスコルームで、不明瞭な矩形輪郭の色彩を眺め、瞑想に耽り、雑念を取り払う。
(Sep 23 2023)

金沢21世紀美術館 (Kanazawa, Ishikawa, Japan)
金沢。箱型美術館の概念を最初に取り入れた館内で、ジェームス・タレルの作品を見つけ、青空を見上げる。
(Oct 9 2023)

原美術館ARC (Gunma, Japan)
群馬県。東京品川にあった原美術館の精神を継承する美術館。山麓に広がるゆったりした空間を散策し、日本美術と現代美術が融合した空間に出会う。
(Feb 24 2024)

東京オペラシティーアートギャラリー (Tokyo, Japan)
東京、新宿にあるギャラリー。聞いたことがないアーティストの企画展に足を運び、秀逸な作品と空間に感嘆する。
(Mar 10 2024)

ボロス・コレクション (Berlin, Germany)
ベルリン。異様な雰囲気の建物に足を踏み入れ、特殊な空間で現代アートを鑑賞しながら、かつて、この場所で繰り広げられた歴史を想起する。
(Apr 21 2024)

森美術館(Tokyo, Japan)
東京、六本木。2000年代の現代アート文化の向上に貢献した美術館。高層ビルの最上階に並ぶ現代アートを巡り、作品の背後に広がる東京の風景に幻惑される。
(Aug 25 2024)

その他(訪れる価値あり)

ポートランド美術館 (Portland, OR, USA)
オレゴン州、ポートランド。現代アートスペースのセンスの良さに驚愕し、リベラルな環境都市の影響を推察する。
(Nov 27 2021)

エルパソ美術館 (El Paso, Texas, USA)
テキサス州、エルパソ。かつてアメリカ入国を拒否された国境の街で、誰もいない静謐な空間を発見し、アメリカ南部のアート文化の底力を感じる。
(Aug 12 2023)

ジョーダン・シュニッツァー美術館 (Portland, OR, USA)
オレゴン州、ユージン。大学付属の美術館で、センスの良い作品が並ぶ光景に遭遇し、これはヒッピー文化が残る街の影響なのかどうかを考える。
(Jan 9 2023)

台北現代美術館 / 台北当代芸術館 (Taipei, Taiwan)
台湾、台北。赤レンガ造りの歴史を感じる建物と、展示されている現代芸術のコントラストに、この場所が辿ってきた歴史を想像する。
(Jun 2 2024)

新ナショナルギャラリー (Berlin, Germany)
ベルリン。全面ガラス張りの1階の空間を眺め、地下一階で近代・現代芸術を時系列に理解し、カフェに入り、シャンデリアと壁紙を眺めながらコーヒーを啜る。(Jun 29 2024)

Art Factory 城南島 (Tokyo, Japan)
東京都、大田区の倉庫街。カーボン紙の塊の迷路を通り抜けると、一万個以上のレンガが敷き詰められた空間が現れ、誰もいない静寂な空間で瞑想に耽る。
(Feb 11 2024)

ルートヴィヒ美術館 (Cologne, Germany)
ドイツ、ケルン。ケルン大聖堂の横にある美術館で、1900年代の作品群に触れ、ポップアート隆盛の1960年代に思いを馳せる。
(Sep 8 2024)


アブタイベルグ美術館(Mönchengladbach, Germany)
ドイツ、サッカーチームの古豪がある街、メンフェングランドバッハ。60年代以降の大御所アーティストが並ぶ不思議な空間で、ゲルハルドリヒターの作品だけが並んだ部屋で立ち止まる。(Dec 9 2024)

オススメのアーティスト・作品

河原温 日付絵画(Date Painting)
日本が生んだコンセプチャルアートの先駆者、河原温の日付絵画を前にし、自分の過去の記憶に思いを巡らせる。
(Mar 21 2023) (Aug 14 2023 updated)

プラダ・マーファ(Texas, USA)
アメリカ、テキサス州の荒野にあるプラダ店。陽が沈み、静寂の荒野に映えるアートが荒野に溶け込む姿を確認し、達成感に包まれる。
(Jul 29 2023)

革命の女たち / アンゼルム・キーファー(セゾン現代美術館)
軽井沢、セゾン現代美術館。展示室を覗き、ただならぬ雰囲気を感じ、その空間に充満するパワーに圧倒され動けなくなる。
(Nov 4 2023)

宮島達男_デジタルカウンター(東京都現代美術館)
東京都現代美術館。デジタルカウンターの大きなボードに対峙し、数字の明瞭さと床に映りこむ不明瞭な影を視界に入れ、瞑想に耽る。
(May 18 2024)

(described on Feb 10 2019)
(latest update on Sep 8 2024)

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