フランス、ニース。ニースの海の色と、インターナショナル・クライン・ブルーを重ね合わせる。
ニースの海岸近くにある美術館。近代的な建物で、オブジェ系の作品が多かった。意味不明なものも多かったが、刺激的。コンテンポラリー系に興味がある人にはうってつけだと思う。ちなみに、私が行った時は入場無料だった。
一度入った時に、受付でチケットを購入しようとして、「無料ですよ」と言われ中に入り、いったん外に出て昼食をとって、再び入った。無料だということが分かっていたので、入るときに何も断ることなく、受付の人が座っている横を通りすぎたら、呼び留められ、「あなたは日本人ですよね、日本人だったら、一言断ってから入るのに珍しいわね?」と説教をされた場所であり、これが記憶に残っている場所だ。
イブス・クライン(Yves Klein) の International Klein Blue をベースとした作品が、多数展示されている。屋上からは、ニースの旧市街の街並みを見ることができ、館内を一周したあと充実感で満たされる。
ニースには、他にも著名な美術館がいくつかあるが、どれか一つということであれば、迷わず、この美術館をお勧めする。雰囲気的には、ポルトガル、リスボンのべラルド現代美術館に似ている。
2012年訪問
基本情報
■ 名称:ニース近代・現代美術館
■ 住所 : 1 Place Yves Klein, 06000 Nice, France
■ ホームページ : http://www.mamac-nice.org/en/
(described on Feb 10 2019)