現代美術館– category –
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リッソン・ギャラリー(London, UK)_先進的な作品のエネルギーを感じる
イギリス、ロンドン。ギャラリーというより小さな美術館とも言える場所で、先進的な作品のエネルギーを感じる。 ここは、現代美術館ではなく、ギャラリーだ。ギャラリーというと、展示されているものを事前に知って行くというよりも、何となくブラっと訪れ... -
サフナサフニド フォーク & アウトサイダー美術館 (Akureyri, Iceland)_個人経営美術館のお手本
アイスランド北部、アクエイリ。辺境の地で、個人経営による美術館のお手本のような場所が存在することに驚愕する。 アイスランドの北東にある アクレイリという街の郊外にある美術館。現代美術館というよりも、名前の通りフォークアート系の美術館だ。ア... -
カナダ国立美術館 (Ottawa, Canada)_空間の重要性を認識する
カナダ東部、オタワ。厳冬の地で、モダンかつ巨大な美術館で、美術館における空間の重要性を認識する。 カナダ、オタワにある国立美術館。個人的には、国立美術館はたいていしっくりこない。国立美術館と言うと、展示室が、中世当たりの作者不明の作品で占... -
べラルド現代美術館 (Lisbon, Portugal)_教科書的美術館に出会う
ポルトガル、リスボン。欧州西の果て、現代美術の教科書的な美術館に出会えたことに驚く。 ポルトガル、リスボンにある現代美術館。ポルトガルというと、欧州の西の果て、私が知っているポルトガル人は、謙虚な人がほとんどという印象もあり、斬新さのよう... -
コロンバ美術館 (Koln, Germany)_白い空間に圧倒される。
ドイツ、ケルン。白い天井、白い壁、白い床で統一された空間で、古美術品と現代絵画の絶妙なバランスの展示に感嘆する。 コロンバ美術館は、ドイツ、ケルンにある総合美術館。ケルンで見るべきものというと、真っ先に頭に浮かぶのがケルン大聖堂だ。教会の... -
ミロ美術館 (Barcelona, Spain)_ミロだけの作品による贅沢な空間
スペイン、バルセロナ。観光客で溢れるこの街には珍しく比較的人が少ない場所で、ミロの作品だけが展示された贅沢な空間に身を置く。 ミロを初めて見たのは、まだ美術に興味がなかった二十代前半。New York City (NYC)で、なんとなく足を運んだニューヨー... -
フォートワース現代美術館 (Fort Worth, Texas, USA)_安藤忠雄の真骨頂
アメリカ、テキサス州フォートワース。安藤忠雄の真骨頂、コンクリート剥き出しの建造物と、作品レベルの高さに感心する。 アメリカ、テキサス州、フォートワースのダウンタウンにある現代美術館。建物は安藤忠雄による設計。展示は一階と二階にあるが、... -
江之浦測候所 (Odawara, Kanagawa, Japan)_新しい形の現代芸術
小田原郊外、おそらく美術館だが美術館には見えない敷地で、新しい形の現代芸術を体感する。 杉本博司がプロデュースした美術館。正確には「空間」という言い方が適切かもしれない。小田原の郊外の山にある。東京からだと新幹線で小田原駅まで行き、小田原... -
ベネッセハウス (Naoshima Island, Kagawa, Japan) _ナイトミュージアムを楽しむ
瀬戸内海に浮かぶ芸術の島。美術館の併設ホテルで非現実感を満喫し、ナイトミュージアムを楽しむ。 香川県、直島にある現代美術館。1992年開館。この当時、日本にある現代美術館で思い浮かぶのは、東京で言えば、原美術館(2021年1月閉館)とワタリウム美... -
プンタ・デラ・ドガーナ (Venice, Italy)_煉瓦の壁と作品が調和する
イタリア、ベニス。かつて税関として使われていた建物を、安藤忠雄が現代風に改築。煉瓦の壁とコンテンポラリー作品の調和に感嘆する。 イタリア、ベニスにある現代美術館。イタリアは美術の宝庫ではあるが、現代美術系になるといい印象はない。どうしても...