アメリカ国立公園

私が初めて訪れたアメリカ国立公園は、オレゴン州にあるクレイターレイクだった。「いやあ、やたら大きな火山湖だなあ」と思った程度だったが、日本にはないスケール&景色という感覚が刻み込まれた。その後、定番のグランドキャニオンに行き、気分が悪くなるほどのスケールの大きさを実感し、そこから、アメリカにある国立公園・国定公園に足を運ぶようになった。

Crater Lake National Park

移動は、もっぱらレンタカーだ。荒野の中を車で走り、長時間、ブレーキを踏むことなく到着するような場所にあったりするので、時間と労力が必要になる。これこそ、好きにならないと続けられないというのもあるが、荒野や自然の中を長時間走り続けることは、頭の中を「無」の状態にすることにつながり、重要なリフレッシュ方法となった。

辺鄙なところにある国立公園を周りながら、景観を楽しむことに加え、「無」の状態に身を置き、リセットを掛ける行為は、ある種の「メディテーション(Meditation)」だ。このメディテーションが、国立公園を楽しむだけではなく、そこに至るプロセスに価値を生み、継続できた気がする。

アメリカの国立公園は、非常にうまく運営されている。多くの国立公園は、公園内へ入る場所にゲートがあり、入場料を払うと、長方形の品質の良いパンフレットをくれる。このパンフレットはデザインが統一されていて、収集が楽しくなる。また、園内はパークレンジャーが巡回し、困ったときは助けてくれるし、トイレなどの施設も整備されている。

アメリカ国立公園、パンフレット

ここでは、私が訪れたアメリカ国立公園の中から、「行くべき」と考える場所をランキング形式で紹介している。これから、アメリカ国立公園へ行こうと思われている方は参考にしていただければと思う。尚、文中に挿入している写真は、私が訪れた時の写真なので、記事に記載している訪問年を踏まえ、参考にしていただければと思う。

(described on Apr 30 2019)
(latest update on Mar 14 2023)